メインカメラとサブカメラの2台のカメラで、主画面の一部に小窓のようにサブ画面を表示させる「ワイプ撮り」(ピクチャーインピクチャー PinP)が楽しめるビデオカメラが登場していますね。
で、思いました…「自作したい」と↓
手持ちのビデオカメラ(デジタル一眼レフ Nikon D3100)のアクセサリシューに、GoPro HERO4 Silverを乗せて撮影。動画編集ソフト「Adobe Premiere Elements」を使い、「ワイプ撮り」動画を再現してみたいと思います。”自分好き”な方におすすめです!
■完成イメージ
背面の映像がデジタル一眼レフカメラで撮影した映像。手前の子画面がGoProで撮影した映像です(桜並木映像と自分撮り映像を重ねあわせ「ワイプ撮り」自作してみました)。
・1.ビデオカメラ(デジタル一眼レフ動画対応)
なんでもOKです。私はNikon D3100を使いました。ちなみにSONYのHandycamにGoProを装着する場合はこれが必要です。
・2.(自分撮り用の)GoProカメラ
小さなGoProは、ビデオカメラの上に装着しても苦になりません。
・3.REC-MOUNTS GoPro 用 ホットシューマウント
ビデオカメラのアクセサリシューにGoProを装着するためのマウントです。
・4.パソコン(私はMacです)
・5.Adobe Premiere Elements(私はバージョン13を購入)
Adobe Premiere ElementsはWindowsでもMac OSでも使用できます。プロ顔負けの編集ができる最高のソフトウェアですね。大好きです。
↓
■それでは「ワイプ撮り」を作りましょう(全10STEP)
◆STEP1.ビデオカメラにGoProを装着
GoProを、ビデオカメラのアクセサリーシューに下図のように取り付けます。今回はビデオカメラで被写体を、GoProで自分撮りを行う形にしました。
◆STEP2.2つのカメラの録画ボタンを同時にスタート
2つのカメラの動画解像度やフレームレートを、同じにしておくことをおすすめします。GoProとD3100の録画ボタンを同時に押下。収録開始しましょう。
収録が完了したらそれぞれの映像をパソコン(私はMacを使いました)に取り込んでおいてください。
◆STEP3.Adobe Premiere Elementsを起動
◆STEP4.撮影した動画をPremiereへ取り込み
◆STEP5.「ビデオ1」へ背面用映像を配置
◆STEP6.「ビデオ2」へ前面映像を配置
◆STEP7.2つの映像を同期させる
音声の波形を表示させ、同じ”山”をあわせることで動画を同期させやすくなります。
◆STEP8.Premiere画面右下の「エフェクト」→「プリセット」選択
◆STEP9.適用したいピクチャインピクチャ(PiP)エフェクトを「ビデオ2」へドラッグ&ドロップ
プリセットから「PiP 25% 右下」をえらび、ビデオ映像へドラッグ&ドロップしました。他のプリセットを選ぶことも勿論できますよ。
◆STEP10.完成!
完成しました。あとはタイトルやフェードを加え、お好みの映像に書き出していただくことができます。簡単ですよね。
↓完成動画です(無音)
私事ながら、近々(2015年6月下旬)子供が生まれます。そう、子供との対面時に、この「ワイプ撮り」のワザを活用してみたいと思います!みなさんもぜひ。