若いころから、コーヒーが大好きでして。毎朝飲んでいます。
香り・鮮度は少しでも高い方が良いため、豆挽き(ミル)を使用。
これまでは手動ミルを使用していましたが、高い頻度で使用することは、やはり手間でして。
そこで電動であるKalita ナイスカットミルをオーダー。
使用後約二週間経過したので、レビューさせていただきますね。
MADE IN JAPANです。シルバーモデルが最新だとか(レッド・ブラックは初期版)。
【購入動機】
・「機械」を扱う自分に酔いたい
プラスチック製のミルは数多く存在します。しかし。
モノ好き男子の性と申しましょうか。「機械くささ」への憧れがありまして。
機械上部に豆をさっと入れ、スイッチON。
部屋にガラガラと機械音を響かせながら、豆を挽く。
自分好みの味に近づけるために、ダイヤルを回し豆の粗さを微調整。
(大して味はわからないくせに…笑)
機械と一緒にコーヒーをつくる…憧れるものなのです。
わかっていただけますかねー。
・挽きたてのコーヒーを毎朝楽しみたい
これまでは手動ミルを使用していたのですが、使用頻度が高い場合、さすがに毎日挽くのは大変でしたので、電動化。
【総評(レビュー)】
・毎朝の儀式に
機械をつかい、毎朝コーヒーを挽く。そんな自分に酔っています。
時に手間になり、使わなくなるかなとも予想しましたが、そんなことはありません。むしろ私だけの朝の「お楽しみ」に。
・鮮度が高くおいしい
挽きたての豆と、そうでない豆で作ったコーヒーの味の違いは、味音痴な私でも識別できるものです。
お店で挽いてもらった豆は、どうしても時間の経過とともに劣化します。しかし、多少手間をかけてでも、飲む度に挽くコーヒー豆は、お湯を注ぐと豆が膨らみ、明らかに鮮度が高いことを実感。とにかくおいしい。
・気にならない程度の動作音
機械音がうるさいかな?と思いましたが、問題ありません。一般的なジューサよりも小さな音レベルであると私は思います。
ヒュヒーンと動きます。
・豆を挽く必要時間
動作時間も、二人分程度の豆であれば十数秒程度で挽けるため、ストレスにはならないと思います。
・調整できる豆のあらさ
豆は8段階から粗さをえらべます。エスプレッソには厳しいですが、ドリップであれば、選べるレンジは十分です。
▼豆のあらさ調整ダイヤル(写真左はダイヤル/右は豆)
・背面スイッチ
使用時は背面のスイッチを上部に入れます。背面まで手をのばす必要があり、ミル周辺には多少スペースが必要になるかもしれません。背面であるがゆえに、手探りでのスイッチON/OFFとなります。おぼえましょう。スイッチが下のときはOFF。上にするとONであると。
・本体質感
ダイヤルや背面のモーター、底板はプラスチックらしく。それほど高い質感ではありませんが、質量:2.3kgと軽くは無いため、いわゆる「安っぽさ」はそれほど無いと私は思います。
・静電気による粉噴出口への粉付着
Amazonなどの口コミ・レビューで指摘がありましたが、静電気により粉排出口に付着してしまう点を懸念されている方がいました。確かに付着します。しかし、多少の粉付着は仕方が無いのではないでしょうか。定期的にブラシなどで拭き取る必要はあります。
私はむしろ、粉は落ちる前提で、その受け皿を工夫しましたステンレス製のトレイを購入。以来、トレイから豆を定期的に省くだけで良くなり、改善しています。
・1人1回10g
ちなみに一人1回あたりのコーヒー豆量は約10gとか。私は同じくカリタ社のカップをつかい、豆を入れています。(お金がないのでプラスチック製ですが、みなさまにはKalita 銅メジャーカップがおすすめですわ。こちらにすればよかった。かっこいいし。)
慌ただしい日々の中、あえて手間をかけ、コーヒーをつくる。
あたたかいコーヒーは、心と身体に染み渡る。
ふと、ため息が出る。
頭の中に、少しだけ余白ができる。
これが心の「余裕」になるのでしょうかね。
思えば私は、コーヒーが好きというより、
コーヒーを飲む「時間」が好きだったのかもしれません。
Kalita ナイスカットミル、みなさんにもおすすめです。
あなただけの大切なひとり時間。
少しだけ「ため息を出せる時間」、つくりませんか?
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