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GoProシリーズ初となる、本体背面にタッチディスプレイがついたGoPro HERO4 Silverを購入したのでレビューさせていただきます。本エントリーでは、その特徴的なタッチディスプレイについてご紹介。
- タッチディスプレイでのジェスチャー操作種類
- タッチディスプレイでできる設定
- 撮影モード毎の詳細設定
- カメラがハウジングに格納された状態でのタッチ操作
- タッチディスプレイ操作映像(YouTube)
1.タッチディスプレイでのジェスチャー操作種類
GoPro HERO4 Silverを起動後に表示されるタッチディスプレイでは、ジェスチャー操作ができます。気になるレスポンスは、想像以上に良好。iPhoneのそれとは比べられませんが、「鈍いな」と感じることはあまりありません。
◆画面右端から左へのスワイプ(カメラモード表示)
◆画面下端から上へのスワイプ(現在のモードの詳細設定メニュー表示)
◆画面左端から右へスワイプ(最後に撮影後したファイル表示)
◆上下左右へのスワイプ(設定内移動)
◆タップ(アイテムの選択やOn/Off切り替え)
このように、選択項目は赤く目立つため、自分が何を選択しているのかが明確です。
◆3秒長押し(ロック設定On時、タッチディスプレイをロック)
◆下にスワイプし長押し(タッチディスプレイのロックを解除)
2.GoPro HERO4 Silverのタッチディスプレイでできる設定
◆カメラのライブビュー(撮影映像の確認)
◆撮影モードの切り替え(ムービー・フォト・連続写真)
◆撮影した動画・静止画の再生・削除
◆Wireless(Wi-Fi)のOn/Off
WiFi経由でGoProアプリとの連携ができます。
◆タッチディスプレイのロックOn/Off
電源ON後のタッチ操作をロックできるようです。
◆タッチディスプレイのOn/Off
電池の消耗を抑えるため、On/Offを切り替えらます。私はこまめに設定しています。タッチディスプレイのOn/Offは、タッチディスプレイのみならず、カメラ本体のボタンでも可能(左:On/右:Off)↓
◆タッチディスプレイの明るさ変更(3段階)
◆タッチディスプレイの消灯時間変更(1-3分)
◆向き変更(上下)
◆起動時モード設定(ムービーorフォト・orマルチショット)
◆クイックキャプチャモードOn/Off(録画ボタン押下で起動&録画開始する機能)
◆録画ランプ表示変更(2LED or 4LED or Off)
◆ボタン操作音On(音量100%or70%)/Off
◆VIDEOフォーマット(NTSC or PAL)
◆ONスクリーンディスプレイ(画面に電池残量やタイムコードをオーバーレイ表示)
画面表示をOn/Offできます。
(左:On/右:Off)↓
◆自動電源OFF設定変更(Never or 1〜3MIN)
◆日付設定(カメラ本体日付変更)↓
◆削除(直前撮影分or総SDカードフォーマット)
◆カメラリセット(カメラ本体を工場出荷値にリセット)
3.撮影モード毎の詳細設定
各撮影モード時に、カメラのサイドにある「設定」ボタンを押下(または、タッチディスプレイで画面下端から上へのスワイプ)すると、撮影モードに関連するカメラ(詳細)メニュー設定が可能です↓
■詳細設定内容
◆ビデオモード時に「設定」ボタンを押下した場合のカメラ詳細設定メニュー
-ビデオモード(ビデオのみ/ビデオ+フォト/ビデオループ[設定した時間内で連続的に録画])
-解像度(4K-WVGA)
-FPS(60-24)
-FOV(画角:Wide/Medium/Narrow)
-LowLight(暗い場所でFPSを調整し光を拾いやすくする)
-SpotMeter(車内(暗い)から屋外(明るい)を撮影する場合などに有効)
-Protune(※Protuneで設定できる項目 参照)
◆フォト(シングル写真)モード時に「設定」ボタンを押下した場合のカメラ詳細設定メニュー
-フォトモード(Single/Continuous[シャッターを押している間連写]/Night[長時間露光、最長30秒])
-メガピクセル(12MP-5MP)
-間隔(連写時、1秒で何枚撮影するか[3,5,10枚])
-SpotMeter
-Protune(※Protuneで設定できる項目 参照)
◆マルチショット(連続写真)モード時に「設定」ボタンを押下した場合のカメラ詳細設定メニュー
-モード(Burst[連写]/TimeLapse[コマ撮り]/NightLapse[夜間コマ撮り])
・連写:秒間30枚の写真を撮影
・コマ撮り:指定した間隔で一連の写真を撮影
・夜間コマ撮り:低光量環境でのコマ撮りに使用
-レート(連写モード時の枚数設定[3-30])
-間隔(コマ撮りモード時のみ:.5,1,2,5,10,30,60秒)
-メガピクセル
-SpotMeter
-Protune(※Protuneで設定できる項目 参照)
※Protuneで設定できる項目
-ホワイトバランス
-カラー(GoPro/Flat)
-ISOLimit(400-6400)
-シャープネス(3段階)
-露出補正(-2〜+2 9段階)
4.カメラがハウジングに格納された状態でのタッチ操作
カメラがハウジング内にある場合もタッチ操作可能です。
防水状態でタッチディスプレイを使用されたい場合は「タッチ後部ドア」使用。ただし、防水能力は3m以内となります。視認性はそれほど落ちないのでご安心を。
唯一の欠点。後部ドアを追加した場合、液晶のOn/Offボタンが操作できないこと。バッテリーを気にするため、液晶のOn/Offはこまめに行いたいため、これは惜しい!とはいえ、タッチディスプレイでのメニュー操作経由で液晶のOn/Offは可能ですのでご安心を。
装着は簡単。後部ドアを開き、ぶら下げ、下方に引き下げれば外れます。
5.タッチディスプレイ操作映像
GoPro HERO4 Silverの背面液晶パネルを操作した映像を収録してみました。雑ですが、タッチディスプレイのレスポンスのご参考までにご覧くださいませ。
動画はこちら:GoPro HERO4 Silver Review(Touch Display)
たとえば、失敗できない撮影の場において。
事前に画角状況や、カメラの設定状況等を手軽に確認できれば、とても安心できますよね。
GoPro HERO4 SilverとBlackで迷っていましたが、タッチディスプレイの優位性が高いためSilverにしました。結果、大満足です。
タッチディスプレイの利便性を知った今、タッチディスプレイが無いGoProは考えられない、と言っても過言ではありません。GoPro HERO4 Silver、おすすめです!