全然暇にならない日々。
なにもかもイヤになり、投げ出してしまいたい。
みなさんはそう思うこと、ありませんか?
そんなとき、私は心のノイズを意識的に消去し、
自然(緑)をただ、見つめる時間をつくることで
乗り越えてきました。
先日、自分への誕生日プレゼントを雑貨屋さんで探していました。そこで一目惚れしたのが、BOTANIST BOTTLE(ボタニスト ボトル)。これがあれば、部屋の中に、「自然の息吹」を発生させることができるのではないか。
これはボトルの中で育てる(育つ)水草。
植物の名前はアヌビアス・ナナミニ。
大阪を拠点に活動されている、インテリアデザイナー 大工真司さんと造園家 井本由之さんのユニットBOTANIST(ボタニスト)が、長年の研究の結果、この植物であれば瓶の中で生息させることができることを発見されたとか。
ボトル内の水が蒸発してガラス内面で結露し、水滴となって再び植物に注がれます。
室内の光だけで光合成ができる。つまりはメンテナンスフリー。いわば”お手入れ不要なテラリウム”でしょうか。瓶の中で植物が育つので、雑菌や虫も発生しません。
これなら、忙しい毎日でも最小限のメンテナンスで、部屋の中に自然を置いておける。店員さんのおすすめもあり、即決。私は250mlのBOTTLEを購入しました(サイズは他に、120ml,500ml,1ℓ以上のものもあるようです)。
・草は2-3年で大きくなる。大きくなったら、枯れた葉をはさみできればOK
・葉や土が乾き気味であれば、水を数滴与える。
乾燥を避けるため瓶の蓋は開けない方が良いかと。直射日光もダメですね。
・室温15-30℃に設置することが理想
・草が土からずれたら、ピンセットなどで修正すればOK
【購入レビュー】
・こだわりの瓶
瓶の密封性を高める場合、開口部にゴムパッキンを使うと思いますが、BOTTLEは違います。ガラス素材のみで構成。国産の品質の高いガラス瓶を使用されており、蓋がぐらつくことは一切なく、ぴたっと密着。さすがの技術です(このストーリーだけで、私はやられました)。
・美しいデザイン
主役はあくまで植物。そのステージとなるガラス瓶は、虚飾が無い美しいラインのデザイン。
・素敵なパッケージ
パッケージも素敵です。プレゼントにも良さげですね。
・メンテナンスなしで手軽にテラリウム
自然の世界を、自宅の部屋に創りあげるテラリウムの世界は憧れでしたが、メンテナンスが必要である点が、億劫でした。私のようなズボラな性格でも長年楽しむことができるBOTTLEは、本当にありがたいコンセプトです。
気ぜわしい毎日。わずか数分でもよいので、BOTTLEを見つめたいと思います。自分がどんな意識であろうとも、もうひとつの時間がこの瓶の中で流れていることを、いつも心のどこかで感じていたいと、そう思います。
水草ボトル BOTSANIST BOTTLEは、IDEEなどの店頭で購入可能とのことです(オンラインでの購入は不可。これがまた良。店頭で手に取ること…これ重要)。
皆様にもおすすめです。